第一技研の強み

設計から製作、アフターサービスまでを自社で完結

 株式会社第一技研は、機械設計や構造解析、自動車部品の検査具設計・製作などを手がける「技術の会社」です。社内には100人規模の技術者が日々、持ち前の技術をフル活用して新しい価値を生み出し続けています。
第一技研の最大の強みは、技術力やそれを生み出す人の能力です。

それに加えて、設計から製作、さらにはアフターサービスといった全工程を自社で完結できていることです。このワンストップ化はお客さまから高い評価をいただいており、これも会社としての強みといえます。
もともとは技術者を育成、派遣することを主な事業としてきた会社ですが、全工程を自社で担うことでさまざまな工程の人材を育成する仕組みを確立。自社内で得られた気づきや課題はノウハウとなって蓄積され、次の世代に受け継がれていきます。こうして「第一技研の技術者」の価値は一層高くなり、個々の社員がキャリアアップしていくのです。

人が価値を生み、人の成長が製品の価値を磨きあげる

 設計や製作、構造解析といった各業務はいずれも、人がする仕事であり、人が価値を生み出します。生産設備を充実させCADシステムなどを取りそろえても、それを操作するプロがいなければ、何も生まれません。第一技研は人で成り立つ会社として、すでに多くの技術者を育成してきました。その強みはあらゆる場面で発揮されており、多くの技術者がお客さまから高い評価をいただいていることでも証明されています。

ビジネスの世界にはPDCAサイクルといって、課題や気づきを改善して次のサイクルにつなげる手法があります。これはものづくりという私たちの仕事にもあてはまるもので、長い年月を通じて社員全員がPDCAサイクルを回し続けることで、技術や仕事を磨き続けてきました。
次は、若い世代を担う皆さまの出番です。これまで先輩たちが築いてきた財産を大いに活用して、次の財産を生み出して続けていく。その担い手として、次の世代の皆さまの活躍を楽しみにしています。

世界を舞台にものづくりを経験、大きく飛躍を

 第一技研には、海外の拠点があります。国内各地にある拠点に加えて、中国にも拠点があります。「量」をこなす拠点と、高付加価値を追い求める拠点。それぞれに強みを持つ拠点が国際的に分業することで、お客さまのあらゆるニーズにお応えしています。

こうした国際ネットワーク構築の目的は、生産体制の充実だけではありません。ここにも、「人を育てる」という第一技研らしい理由があります。なぜなら日本と文化や製造環境が異なる中国拠点での経験はマネジメントや品質管理、さらには国際感覚などを実践的に身につける貴重な機会となります。将来の第一技研で中枢を担う人、日本を出て海外でも経験を積みたい人など、こうした人たちにとってかけがえのない経験ができるフィールドがあるのも、第一技研という会社の面白さだと思います。

人を育てる会社、人が育つ会社

 日本全国の自動車メーカーさまへの応援という形で技術者を派遣するのは、かつて第一技研にとって主力事業でした。お客さまのご期待にお応えできるだけの人材を育てる必要があったため、元から第一技研には「人を育てる」文化があります。
現在も各地で活躍している人たちがいますが、現在は派遣ありきではなく、さらなるキャリアアップにつなげられることが前提となっています。こうした応援業務を経験し、本社に戻った人たちは第一技研の中でも技術の重要な部分を担っており、こうした経験がキャリアアップにつながっていることが証明されています。

各種資格支援制度や研修制度など、キャリアアップに必要な各種制度も完備しています。おかげさまで社員の定着率は非常に高く、「人を育てる会社、人が育つ会社」としてこれからもお客さまだけでなく社員の満足度を追い求める会社であり続けたいと考えています。